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2016年02月27日

走る人の為の足のトラブル特集B

鵞足炎について<膝の内側の痛み>

走り過ぎたり、繰り返される膝への衝撃などいわゆるオーバーユースの状態になった時、膝の内側に痛みが出現す場合があります。この症状でまず初めに考えられるのが”鵞足炎” 痛みはおおよそ膝の内側に集中し、膝全体が腫れる場合は他の部位の損傷を疑わなければなりません。

痛みは走っている最中はそうでもないのですが、走り終わった後や、休息後に動き始める瞬間、ひどくなると安静時の痛みさえ出現してしまいます。
その痛みは辛く、走るのが億劫になる程で、体からの赤信号と捉えて良いでしょう。
時々膝の内側が部分的に晴れたり熱感を持つ事もあります。

なぜ鵞足?なぜ痛くなる?
gasoku.jpg
この図を見ていただくといかがでしょうか。
鵞鳥の水かきのような形をしているでしょ?分かり難いか・・・

鵞足を構成する縫工筋、薄筋、半腱様筋が腱組織となり膝の内側に引っ付くのですが、この部分に無理な曲げ伸ばしのストレスがかかると炎症が発生してしまう訳です。結構あちこちから集約されて膝の内側に引っ付くのです。正確には下腿部、脛骨の内側。
もしこれらの筋肉に柔軟性が無ければ、もしくはこれらの筋肉をサポートする筋肉が硬くなってしまったら、硬いままで長距離を走ってしまえば炎症を起こしてもおかしくはありませんね。

しかし、運動選手の中ではいくら走ってもこの部分が痛くならない人もいます。
体重は重たいか軽いか?
膝のアライメントは正常?
ストライドは短いか長いか?
ストレッチは十分できているか?
体幹部分の筋力は十分あるか?
体幹の柔軟性はあるか?
この様な事は一人一人の個人差があるので問題点は個人で変化します。
ここをしっかりと見ていかないと良い治療は行う事ができません。。。
そして改善しなければ痛みを繰り返す結果を招いてしまいます。

鵞足炎の対処について

鍼灸治療・・痛みの緩和に有効です。炎症部分の周辺に鍼灸をしたりする事もありますが、関係する筋肉などにも治療します。東洋医学的にツボを選択して皮内針などを施す事もあります。治癒力を引き出す為に他動的に治療をしていくのであれば鍼灸治療は非常に良い手段と思います。

ストレッチ、マッサージ・・膝の内側を伸ばすのみではなく、体幹筋や臀部のストレッチも行います。セルフで行う時は十分な制動を受けてください。

アイシング・・痛みが強い時はアイシングを行います。走り終わった後違和感があるのであれば必ずしてほしいですね。

テーピング・・意外と効果あります。筋肉に沿って貼り付ける伸縮テープが一般的。私自信体重が重かった頃足底に痛みが出た際、テーピングで助けられました。一枚のテープで痛みが完全に消えましたよ。

フォームの改善・・ジョギングをしながら膝にかかる負担や重心の移動などを描きつつ運動をすると良い結果になる事も。また、第三者にフォームをチェックしてもらうも良し。ただ、フォームは個人で差があるのでこれといった正しいフォームって無いですね。イメージとそれに納得する走り方が出来れば良いかと。力学的にはピッチ走法の方が負担が少ないと思うのですが。

安静・・十分休息が取れれば自ずと治癒していくものですがアスリートはこれが苦手^^

この様な事は鵞足炎に限る事では無いのですが、もし痛みが出現した時には落ち込まず前向きに治療に専念して克服してほしいものです。克服できれば壁を乗り越えた事になり自信に繋がるでしょう!!
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鍼灸治療は 痛みの軽減、抵抗力の増進など自らの治癒力を高める治療法です。




posted by kenta at 12:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年02月20日

十津川温泉1周トレイル

昔から使われていた道が未だに山の中には残っており、便利になった今日ではあまり利用されることも少なくなっております。
台風の影響で木が倒れそのまま放置されている場所がたくさんあり徐々に道が埋もれていってしまう。。

十津川には登山愛好家が沢山訪れています。
まぁ山しかありませんからね〜。
登山をされる方は基本的に足腰が丈夫なので15キロほどの道のりは1日あれば十分な距離です。
そこで昔の道を歩いてみて十津川の自然を身体中で体験してもらおうと時々昔の道を実際に歩いて調べておりました。
(私のトレーニングも兼ねています)
3月と5月にトレイルランニングのレースに出場しようと調整していますので、、、

今はスマホのGPSを利用すれば迷う確率も低く安全に山業が出来る時代となりました。
またルートをあらかじめ作っておきGPS Watchにインストールしておけばいつでもルートに復帰できます。

で、、
今日訪れたコースはこちらです
スクリーンショット 2016-02-19 13.52.47.png

全行程は16キロ程の中距離トレイルです。
私は山を走るのですが、このコースは起伏が激しく、荒れているためスピードを出して走り抜けることは困難です。
今回の装備は
水ペットボトル 500ml(途中2カ所で補給できます)
パン
スマホ
GPS watch
トレランシューズ
・・・という結構身軽な格好で出発しました。
本来であれば非常食やライト、エマージェンシーセットなどしっかりとした準備が必要ですが、ほとんどが知っている場所であり、どこでもスマホの電波が繋がり途中の民家で水にありつけるという事でちょっとナメた装備で行ってしまいました。(反省)

我々が生まれる前にはこのルート上にも沢山の住居があり、日々の生活道としてこの道は使われていました。
現在はダム建設により国道が整備され、林道まで整備されているので古道は使わなくなってきた訳です。
山仕事やキノコ狩りで利用するくらいでしょうか?

では実際のコースを写真入りでご紹介いたします
IMG_2666.jpg
十津川温泉バス停を出発してすぐにトレイルに入ります。
1キロ地点で一軒家があります。
向かいには孫入峰が見えるのですが、5月に開催される十津川トレイルランのコースとなっています。
時間があれば最終的に行ってみようと思ったのですが本日は時間の都合で断念。

IMG_2669.jpg
しばらく登っていくと廃墟にたどり着きます。
この一帯は10軒ほどの家があったようですが、集落は絶滅しております。
周辺には林業最盛期時代に植林された杉が覆い茂っていて光が差し込まずに不気味な感じがします。


IMG_2678.JPG

2.5Km 程の場所で一度展望が開けます。
ここまでは道が荒れていて非常に歩きにくいですがこの展望で和みますね。
西正面に山手集落が見えます。
こちらの集落の上も十津川トレイルランの大会ではあのグネグネ道がコースとなっています。

IMG_2677.jpg
南西に目を向けると彼方に果無集落が見えます。
あそこもコースになるのですが、ずっと奥の峠から下ってくるので相当きついコースだという事は容易に想像がつきます。
山脈は龍神村から縦走できるのできっとチャレンジしてみたいと思っています。
うっすらと雪がありますね。

IMG_2676.jpg
同じん場所です。写真では分かりにくいのですが、下は崖になっています。
落ちれば絶対に助かりませんのでこの場所はロープ等があってもいいのでは。。
へっぴり腰で写真を撮りました。

IMG_2679.jpg
このロープは止め山のロープです。
松茸が取れるのでしょう。
窃盗になりますのでシーズン中は絶対に入ってはいけません。
しかし最近は松枯れがひどくて松茸も少なくなってきました。
この先樫原集落までは比較的道が良くてフカフカの極上トレイルがしばらく続きます。乾燥した松ぼっくりをサクサク踏みながら心地よく進む事ができました。

IMG_2680.JPG
小原峰が見えてきました。一番高いピークがその場所になります。
手前には大きなアンテナが見えます。
実はあの近くまで車で行くことができるんです。。

IMG_2683.jpg
樫原集落の公民館です。ここまで約6Km
この近くにはあの橋本聖子さん(現国会議員)のおばあさん?のお墓があるらしいです。
一度来村されていましたね。

IMG_2684.jpg

樫原集落の上部に来ました。
南を見ると熊野古道大峰奥駆道 大森山あたりが見えます。
ここから小原峰を目指していきますが相当道が悪いので注意が必要です。

IMG_2688.jpg
アンテナに到着しました。
登りたいのですが中には入れません、、、というより危険なのでダメです。
国道168号線の滝ランプから一瞬だけこの鉄塔が見えます。
ほんの一瞬です

IMG_2697.jpg
小原峰に到着しました。
ここまで約7キロ。最後の階段は結構キツイですがここの展望があまりにも素晴らしいのでしんどさはすぐに忘れます

IMG_2699.jpg
この景色を見ながら小休止。パンを食べました。
一番奥右端に見えるピークはおそらく釈迦だと思います。
奥駈け縦走する人って本当に凄いな思いふけっておりました。。
私は装備が無いので徐々に揃えていつかは!!
一人は嫌なので誰か一緒にトライしませんか〜?

IMG_2701.jpg
さて、ここからの下りは元来た階段を戻るべきです。
このように印はあるのですがおそらく林業関係の方がつけた目印です。
途中からかなりの急斜面になりロストの恐れがあります。
私は今日チャレンジしたのでもう大丈夫ですが、気にしがみつきながら下るので筋肉痛です。

IMG_2702.jpg
8キロ程の場所で本線と合流できました。ちょっと不安でしたがナビで戻れました
あれ?
こんなものが落ちてた・・・

IMG_2703.jpg
ここを右におりていくと小森集落に行きます。
小森はその昔十津川村役場があった場所で、毎日この道を通った人もいらっしゃった様です。

IMG_2705.jpg
8.5キロ付近
ここから那智合まで下ります。
下り始めは道が分かりませんでした。少し手前で下りだした様です。すぐに本線と合流できました。
比較的なだらかな下りが続きますが地面がやはり荒れていて捻挫などの要注意です。

IMG_2708.jpg
那智合の神社まで来ました。
不動さんや山の神などが祀られています。
無事に下山出来た事に感謝して手を合わせます。

IMG_2710.jpg
那智合からはしばらくロードです。
十津川村トレイルランの大会で使用されるコースにも上がってみようと思ったのですが以外と時間が経過していたのでおとなしく帰る事にしました。谷ではアマゴが餌に飛びついておりました。

IMG_2711.jpg
この尾根の向こうの尾根を駈けて来ました。
この尾根も道があるのですが手強そうな気がします。。。

IMG_2713.jpg
15キロ地点
一度山手川に降りて対岸を登ります。
足の疲れも出てきたのですがこの黄蓮の花に癒されました。

全行程16キロ程のコースとなります。十津川温泉に戻ったら温泉が待っています^^
夏は途中の川や谷に浸かるのも良いでしょう!!

ゆっくりのペースではありましたが、途中走っているので4時間程の旅となりました。
歩きでもう少し休憩が多くなると6時間程を目安にしていただければと思います。
このコース途中は遭難された方もいらっしゃるのでナビゲーションや非常食は必ず携行するべきだと思います。


posted by kenta at 00:58| Comment(1) | TrackBack(0) | 日記
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名前:Kenta Nakagawa
年齢:37
誕生日:1977/8/6
性別:男性
職業:鍼灸師・柔道整復師
e-mail:info@tougenkyou89.com
一言:湯元郷治療院へようこそ!
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